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  >>HOME  >>国際連携・調査事業  >>国際的な共同教育プログラムの質保証
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国際連携・調査事業



ガイドライン・行動指針・原則等

リスボン認証条約 (1997年) 
ジョイント・ディグリーの認証(認定)に関する勧告 (2004年) 
質の高い国境を越えた高等教育の共有:全世界の高等教育機関を代表した声明 (2005年)
国境を越えて提供される高等教育の質保証に関するガイドライン (2005年)
欧州高等教育圏における質保証の基準とガイドライン (2005年) 
流動性(モビリティ)に関する欧州憲章 (2006年) 
欧州共同修士プログラムの内部質保証に関するガイドライン (2006年)
共同教育プログラムのアクレディテーション手続きに関する原則 (2007年) 
国境を越えた教育提供におけるグッド・プラクティス規約(改訂版) (2007年)
エラスムス・ムンドゥス質保証「卓越性ハンドブック」 (2010年)
EARマニュアル (2012年)
BRIDGEハンドブック―共同プログラムと共同学位の認証 (2012年)
共同学位授与における優良事例ガイドライン (2013年) 
海外資格・学位認証における資格枠組みの使用勧告 (2013年) 
共同学位の公正な認証に関する枠組み (2013年) 
EAR HEIマニュアル (2014年)







リスボン認証条約

正式名称

Lisbon Recognition Convention

策定主体

欧州委員会UNESCO

策定(実施)年

1997年

概略

正式名称は「欧州地域の高等教育に関する資格認証条約」(Convention on the Recognition of Qualifications concerning Higher Education in the European Region)といい、1997年4月8日から11日にかけてリスボンで行われた会合で採択された。

他国からの高等教育機関への進学や就職を容易にするために、他国の学位・資格について、本質的な違いがなければ自国の類似した学位・資格として認証し、学生や雇用主、高等教育機関等に対して、外国の学位・資格の認証に関する情報提供を行うナショナル・インフォメーションセンターを設立することなどが盛り込まれている。また、高等教育機関に対して、ディプロマ・サプリメント(欧州委員会、欧州評議会、UNESCOが共同で作成した学位・資格の学習内容を示した様式)の発行を促進させることも盛り込まれた。
 

リンク

http://www.coe.int/t/dg4/highereducation/recognition/lrc_EN.asp#TopOfPage 




ジョイント・ディグリーの認証(認定)に関する勧告

正式名称

Recommendation on the Recognition of Joint Degrees

策定主体

UNESCO/欧州評議会(リスボン資格認定条約委員会)

策定(実施)年

2004年6月9日 採択

概略

欧州地域における高等教育の資格の認証に関する地域条約(1997年、UNESCO/欧州評議会の地域条約)の副次的文書として策定された勧告。異なる国の複数の高等教育機関による共同のカリキュラム開発及びジョイント・ディグリーの授与が、学習あるいは就労のための流動化(モビリティ)を促進し、欧州高等教育圏の確立に貢献することを強調。また法的な側面で課題の多いジョイント・ディグリーの認定を促進する必要性を唱えている。欧州各国政府が、ジョイント・ディグリーに関する政策を策定する際には、本勧告を参照することを奨励。

ジョイント・ディグリーの定義と授与形態、ならびに質保証については以下のように示されている。

○ 定義
「最低2つ以上の高等教育機関、あるいは1つ以上の高等教育機関とその他の学位・資格授与機関が共同で授与する高等教育の資格」。その資格は、複数の高等教育機関(高等教育以外の教育機関と連携する場合もある)が、共同で開発、提供、もしくはその両方を行う教育プログラムを修了することにより授与される。ジョイント・ディグリーは、主に以下の形態で発行される。

  • 国による学位記に加えて発行される共同学位記
  • 国による学位記を伴わずに、当該共同教育プログラムを提供した機関自身が発行する共同学位記による授与
  • 当該共同資格の唯一の公的証明として発行されるひとつあるいは複数の国による学位記

○ 質保証
資格認定を行う権限を持つ機関が、ジョイント・ディグリーの認定を行う。但し、ジョイント・ディグリーの教育課程及びその課程のカリキュラムの開発・提供に関わるすべての教育機関が透明性の高い質評価(quality assessment)を受けていることが条件。

リンク

http://www.enic-naric.net/documents/recommendation-joint-degrees-2004.en.pdf 




質の高い国境を越えた高等教育の共有:全世界の高等教育機関を代表した声明

正式名称

Sharing Quality Higher Education Across Borders: A Statement on Behalf of Higher Education Institutions Worldwide

策定主体

国際大学協会(IAU)、カナダ大学協会(AUCC)、米国教育協議会(ACE)、米国高等教育アクレディテーション協議会(CHEA)

策定(実施)年

2004年

概略

本声明は、世界中の高等教育機関相互の、また高等教育機関と政府組織との間の、活発な意見交換を促すために発表された。こうした対話を通じ、関係機関が、質の高い高等教育作りへ向けて、商業活動よりも、課題への取組みや公共への還元を優先する姿勢することを狙いとしている。

声明の中では、8項目に及ぶ「国境を越えた高等教育の原則(Principles for Cross-border Higher Education)が述べられている。この原則に基づくことで、国境を越えた教育活動は、高等教育全体へ長きにわたり多大な貢献ができると謳っている。また、政府機関・高等教育機関のそれぞれに向けた提言もされており、国境を越えた高等教育のための枠組みを世界共通で早急に構築するよう求めている。

「国境を越えた高等教育の原則」
  →日本語仮訳(抜粋)        →英語原文

さらに2006年には、「質の高い国境を越えた高等教育の共有:優良事例チェックリスト」が、本声明を発展させた形で発表された。このチェックリストは、高等教育機関が国境を越えた教育プログラムの制定・評価をする際に用いることが想定されている。また、教育機関が政府をはじめ様々な機関と教育プログラムの質について対話をする際にも有用であるとされている。

質の高い国境を越えた高等教育の共有:優良事例チェックリスト
 →日本語仮訳(抜粋)        →英語原文


※国際大学協会(IAU):ユネスコを母体とする、世界の大学の連合体。

リンク

http://www.iau-aiu.net/content/policy-statements-0 





国境を越えて提供される高等教育の質保証に関するガイドライン

正式名称

Guidelines for Quality Provision in Cross-border Higher Education

策定主体

UNESCOとOECDによる共同プロジェクト

策定(実施)年

2005年

概略

国境を越えて提供される高等教育の質保証に関する国際的な枠組みの構築や、学生等の保護のために各国の関係者が取り組むべき事項等を示すガイドライン。グローバルな規模で提供される高等教育の数が増加し、教育の形態が多様化するなか、教育の質を向上させるための国際的な取組みを新たに始める必要性が高まったことを受け、2005年にUNESCOとOECDが共同で策定した。本ガイドラインは、統一の基準や共通ルールを定めるものではなく、各国・地域がそれぞれの高等教育制度に照らして、自国の責任において教育の質を確保することを前提とする。

各国政府、高等教育機関・教育提供者、学生団体、質保証・アクレディテーション機関、学位・資格認定機関、職能団体がそれぞれ取り組むべき事項が指針として以下のように示されている。

  • 政府、高等教育機関・教育提供者、学生団体、質保証・アクレディテーション機関: 国境を越えた高等教育の質保証体制の整備(高等教育の受入れ国・提供国の協力等)
  • 政府、高等教育機関・教育提供者、学位・資格認定機関、職能団体: 学位資格や職業資格の認定プロセスの円滑化及び公正さの確保
  • 全関係者: 国内外の関係者同士あるいは関係者間のネットワーク構築、連携強化。国境を越えて提供される高等教育の質などに関する正確でわかりやすい情報の提供
ガイドライン原文の日本語仮訳:
http://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shitu/06032412/002.htm

リンク

http://www.oecd.org/education/innovation-education/35779480.pdf 





欧州高等教育圏における質保証の基準とガイドライン

正式名称

Standards and Guidelines for Quality Assurance in the European Higher Education Area (ESG)

策定主体

ENQA

策定(実施)年

2005年(第3版:2009年)

概略

欧州地域における高等教育の質保証に関するガイドライン。2003年の欧州高等教育大臣会合(ベルリン会合)において、質の向上に関する基準作りが要請されたことを受け、ENQA(欧州高等教育質保証協会)がEUA(欧州大学協会)、EURASHE(欧州高等教育機関協会)及びESIB(欧州全国学生連盟)と協力し策定。高等教育機関及び質保証機関双方にとって共通の参照点となる内部質保証、外部質保証(第三者評価)ならびに外部質保証機関に関する欧州基準が示されている。但し、欧州全体に適用される唯一の質保証基準を設けてそれに基づいて一律に評価を行うという趣旨ではなく、国・地域間の違いをある程度認めたうえで共通の質保証基準を設けるもので、各質保証機関の多様性を尊重し、策定されている。本ガイドラインの内容は以下のとおり。

○ 第1部: 高等教育機関の内部質保証に関する欧州基準とガイドライン
1-1. 質保証の方針と手続
1-2. 教育プログラムと学位の認証・監視・定期的レビュー
1-3. 学生の成績評価
1-4. 教員の質保証
1-5. 学習資源と学生支援
1-6. 情報システム
1-7. 公開情報

○ 第2部: 高等教育機関の外部質保証に関する欧州基準とガイドライン
2-1. 内部質保証手続の利用
2-2. 外部の質保証プロセスの開発
2-3. 意思決定の規準
2-4. 目的適合的なプロセス
2-5. 報告
2-6. フォローアップの手続
2-7. 定期的レビュー
2-8. システムレベルの分析

○ 第3部: 外部質保証機関に関する欧州基準とガイドライン
3-1. 高等教育の外部質保証手続の利用
3-2. 公的地位
3-3. 活動
3-4. 資源
3-5. ミッション・ステートメント(使命声明書)
3-6. 独立性
3-7. 質保証機関の用いる外部質保証の規準とプロセス
3-8. アカウンタビリティの手続

リンク

http://www.enqa.eu/index.php/home/esg/ 

翻訳資料

欧州高等教育圏における質保証の基準とガイドライン
※「大学評価のメタ評価に関する調査研究報告書」(大学評価・学位授与機構、2012年4月、pp.113-132)





流動性(モビリティ)に関する欧州憲章

正式名称

European Quality Charter for Mobility

策定主体

欧州委員会

策定(実施)年

2006年

概略

欧州における学生及び職業訓練生の国外滞在に関する手続き及び留意点を示した参照文書。欧州地域における人材の能力開発の向上に資することを目的として、本憲章は、教育や研修目的で人材の交流を扱う機関にむけて作成され、若者及び成人が他国で修学等をする上で必要なガイダンスとして作成されている。

モビリティに関する10の原則(Principles)が以下のとおり示されているが、すべてが必須項目ではなく、それぞれのケースに応じて柔軟に考慮するという趣旨である。

<10の原則>

  • 情報へのアクセス及びガイダンスへの参加機会の確保
  • 実質的な学習及び職業訓練のための計画の策定
  • 学生及び訓練生の自己実現達成との適合性
  • 学生及び訓練生の目的に応じた一般的な事前準備にかかる支援
  • 言語面での事前支援(語学力の測定、事前語学研修の実施、到着後の支援)
  • 移動、滞在施設、保険、奨学金、就労ビザ等に関する生活面での支援
  • 受入れ機関によるメンター制度の実施
  • 学習及び訓練修了者への修了証書等の発行
  • 帰国後のフォローアップ(学習の継続または就職に関する支援)
  • モビリティの質に関する関係者の責任(全関係者の書面による合意の上決定)

リンク

http://europa.eu/legislation_summaries/education_training_youth/lifelong_learning/c11085_en.htm 





欧州共同修士プログラムの内部質保証に関するガイドライン

正式名称

Guidelines for Quality Enhancement in European Joint Master Programmes

策定主体

EUA

策定(実施)年

2006年

概略

EUA(欧州大学協会)による、欧州における修士課程レベルの共同教育プログラムの自己点検に関するガイドライン。EUA加盟の大学間の共同教育プログラム試行プロジェクト「Joint Masters Project(2002-2004年)」の実施を受けて、高等教育機関向けに開発された。共同教育プログラムを提供する機関自身による内部質保証(自己点検及び自己評価)が最も重視されている。本ガイドラインは、共同教育プログラムの質保証に関する原則を示した欧州でも最初のガイドラインであり、教育コースの開発と提供、学生へのサービス等については、共同プログラムに参加する機関自身が協働して責任を持つという、国際的な共同教育プログラムの特徴を考慮した自己点検方法が示されている。

リンク

www.eua.be/eua/jsp/en/upload/EMNEM_report.1147364824803.pdf 





共同教育プログラムのアクレディテーション手続きに関する原則

正式名称

Principles for accreditation procedures regarding joint programmes

策定主体

ECA

策定(実施)年

2007年

概略

ECA(欧州高等教育アクレディテーション協会)による、欧州の共同教育プログラムのアクレディテーション手続き及び質保証に関する原則。共同教育プログラムが提供される国・地域の規則に基き、各国の質保証機関がそれぞれの方法で行う質保証手続きについて、欧州レベルで共通化を図ることがねらい。ECA加盟機関は、本原則に基づいて共同教育プログラムの質保証を行うことが提唱されている。本原則は、共同教育プログラムのアクレディテーション(プログラム認可)手続きに関する原則と機関別アクレディテーションを通じた共同教育プログラムの質保証手続きに関する原則の2つにより構成され、それぞれについて、以下に関する原則が示されている。

  • アクレディテーション機関間の情報共有と透明性の確保に関する原則
  • 評価パネルの構成に関する原則
  • 評価プロセスに関する原則
  • 評価の判定に関する原則

本原則において共同教育プログラム(joint programmes)とは、学位の授与の仕方(joint/multiple/double)にかかわりなく、異なる高等教育機関が共同で(jointly)提供する教育プログラムを指す、と定義されている。

リンク

http://www.nvao.net/page/downloads/ECA_principles_for_accreditation_procedures_regarding_joint_programmes.pdf 





国境を越えた教育提供におけるグッド・プラクティス規約(改訂版)

正式名称

Revised Code of Good Practice in the Provision of Transnational Education

策定主体

Council of Europe /UNESCO

策定(実施)年

2007年

概略

リスボン認証条約におけるグッド・プラクティスについての規約。前文・定義・規約から成っており、さらに付加文書(Explanatory Memorandum)が付随する。

本規約は、2001年に制定された同名の規約の改定版である。これに関するこれまでの経緯は以下の通りである。
  • 1999年  国境を越えた教育ワーキンググループで「規約」が採択される
  • 2000年  ENICネットワーク年次総会に提出・承認され、欧州評議会/ユネスコ認証条約政府間会議へ送付される
  • 2001年  同会議により「規約」が採択される
  • 2005年  ENICネットワークにより「規約(改訂版)」が承認される
  • 2007年  欧州委員会/ユネスコ認証条約政府間会議により「規約(改訂版)」が採択される
本規約は、国境を越えた教育提供におけるリスボン認証条約の補足文書の位置付けで、派遣・受入双方の国が留意すべき観点について定めている。

同時に、高等教育での国境を越えた取組みにおいて、(a)派遣・受入両国の期待を充たし、(b)提供されるプログラムおよび授与される資格の質保証と評価の参考となり、(c)学生・雇用者を含む関係者すべての利益を保護し、(d)授与される資格の通用性を高める役割が期待されている。

全11項目からなる規約部分の日本語仮訳こちら



また、本規約制定に際して参照された世界の諸規約として、以下のものが挙げられている:
  • Universities and their Students; Principles for the Provision of Education by Australian Universities. RE; Provision of Education to International Students. Code of Practice and Guidelines for Australian Universities(AVCC, 2005)
  • Principles for United States Accreditors Working Internationally: Accredetation of Non-United States Institutions and Programs(CHEA, 2001)
  • Sharing Quality Higher Education Across Borders: A Statement on Behalf of Higher Education Institutions Worldwide(CHEA, IAU and AUCC, 2005)
  • Code of Practice for the Assurance of Academic Quality and Standards in Higher Education. RE: Collaborative provision and flexible and distributed learning (including e-learning)(QAA, 2004)

※ENICネットワーク:欧州情報センターネットワーク。ENICはEuropean Network of Information Centresの略。国外で取得された学位・資格の認証にかかわる情報提供の拠点。

リンク

http://www.enic-naric.net/documents/REVISED_CODE_OF_GOOD_PRACTICE_TNE.pdf 





エラスムス・ムンドゥス質保証「卓越性ハンドブック」

正式名称

Erasmus Mundus Quality Assurance, Handbook of Excellence

策定主体

欧州委員会

策定(実施)年

2010年

概略

優れたエラスムス・ムンドゥスコース(※)の開発に不可欠な4つの要素と、各要素における優良実践例を紹介したガイド。欧州委員会は、2008年から2010年にかけて実施した12のエラスムス・ムンドゥスコースへの訪問調査に基づき、質の高いエラスムス・ムンドゥスコースに共通の要素を抽出し、4つの「卓越性の要素(Components of Excellence)」としてまとめた。各エラスムス・ムンドゥスコースが、自らの教育の質の改善にむけて自己評価を行う際のチェックリストとして活用するとともに、今後エラスムス・ムンドゥス計画への参加を希望する機関への手引きとなることを目的として開発された。

各要素は、「課題(challenges)」、「チェックリスト(checklist for actions)」及び「優良実践例(examples of good practices)」を記した複数の下位要素(観点)から構成。本手引きを参照するコースが、質の向上にむけて、実際にどのような取組みをすればよいのかについての具体的な参考となるよう作られている。

4つの「卓越性の要素」は以下のとおり。

1) 教育と学習の質 (Quality of Teaching and Learning: QATL)

(1) 卓越したカリキュラム設計
(2) コース目標と達成成果の伝達
(3) 学生能力の開発
(4) 学習スキルの向上
(5) 国際的な学習および協働
(6) 外国語運用能力の向上
(7) 教育及び学習環境の管理

(8) 研究活動と研究施設・設備
(9) 一貫した教育実践
(10) 起業家精神とビジネス・スキル
(11) 学生の学習に資するインターンシップ
(12) バランスのとれた学習量と成績評価
(13) 一貫性のある成績評価方法
(14) 正式なコース・レビュー


2) 学生サポート・ロジスティックス・財政 (Facilities, Logistics and Finance: FLAF)

(1) コースへの出願
(2) 欧州域外の学生の欧州への移動
(3) 欧州での生活・学習に関するオリエン
      テーション
(4) パートナー機関間の学生移動

(5) 施設、財政面での学生サポート
(6) 学生とのコミュニケーション及び学生相談
(7) 卒業生の貢献
(8) e-ラーニング学習


3) リーダーシップと機関の質 (Quality of Leadership and Institutions: QUIL)

(1) 最高の質を誇る教員チーム
(2) 確固とした「コースブランド」の創出
(3) コースへの機関レベルの関与
(4) 国際的な教育と研究

(5) コースの継続と教員のリーダーシップ
(6) 財政面の持続可能性
(7) 組織レベルの知識基盤向上と国際化


4) 実務における連携とコンソーシアムの統合 (Joined-Up Practice and Integration: JUPI)

(1) 学生選抜
(2) コンソーシアム内の情報システム
(3) 授業料に関する共通方針
(4) コンソーシアム内の業務分担

(5) コンソーシアム全体の質評価プロセス
(6) コンソーシアムの管理
(7) 修士号授与に関する共通方針


(※)エラスムス・ムンドゥスについてはこちらを参照

リンク

http://www.emqa.eu/Login.aspx?ReturnUrl=%2fHandbook_5.aspx (登録制ウェブサイト) 




EARマニュアル-欧州資格・学位認証の手引き

正式名称

European Area of Recognition Manual

策定主体

EARプロジェクトコンソーシアム(コーディネート機関:Nuffic)

策定(実施)年

2012年

概略

EARマニュアルは、欧州域内での資格・学位の認証に明確な指針を示すため、各国で共通した認証基準や判断材料がまとめられたもの。欧州の国々で、認証手続きを統一した方針のもとに行うための第一歩となることが目指し、各国のENIC※1-NARIC※2センターを対象に作られている。

欧州委員会の助成を受けた2年間の事業で、下記の8ヶ国のNARICセンターと、ENIC代表とリスボン認証条約委員会委員長から成る運営グループにより、EARマニュアルが策定された。

EARプロジェクト参加機関:
Nuffic(オランダ)、UK NARIC(英国)、NARIC France(フランス)、NARIC Poland (ポーランド)、NARIC Czech Republic(チェコ)、NARIC Denmark(デンマーク)、NARIC Flanders(オランダ)、NARIC Lithuania(リトアニア)

このマニュアルは、資格・学位認証に関する16の章で構成された、資格・学位の認証機関向けの参考書となっている。また、ブカレスト教育大臣会合において、同書の利用が推奨されている。

※1ENIC:European Network of Information Centres
国外で取得された学位・資格の認証にかかる情報提供の拠点で、一般的に、外国のディプロマ、学位、その他資格の認定に関して、「Statement(報告書)」等を発行したり、留学に関する奨学金や具体的な相談に応じるセンターとして機能している

※2NARIC:National Academic Recognition Information Centres
欧州域内における学位と学修の認定を促進することを目的とした情報ネットワーク

リンク

http://eurorecognition.eu/emanual/  




BRIDGEハンドブック―共同プログラムと共同学位の認証

正式名称

BRIDGE HANDBOOK JOINT PROGRAMMES AND RECOGNITION OF JOINT DEGREES

策定主体

BRIDGEプロジェクト参画機関

策定(実施)年

2012年

概略

欧州5カ国(エストニア、イタリア、マルタ、ポルトガル、スペイン)のエラスムス・ムンドゥスを推進する国別代表組織や、他国の資格(学位)を自国の高等教育制度と比較・評価する機関(資格認証機関)が主に連携して、資格認証の視点から共同プログラムの構築の在り方について提言をまとめた報告書。

欧州委員会のエラスムス・ムンドゥスプログラム(アクション3)の支援を受けて実施された、BRIDGEプロジェクトの成果物として、2012年に発行された。

次の章立てにより、ジョイント・プログラムやジョイント・プログラムで授与される学位の認証における課題・困難な点について取り上げている。

構成:
第1章 共同学位および資格認証に関する説明
第2章 構築段階
第3章 入学者選抜段階
第4章 資格(学位)授与段階
本ハンドブックの日本語翻訳版はこちら

※この翻訳版「Bridgeハンドブック」は、同ハンドブックを作成したプロジェクトの責任者の同意を得て、当機構の評価事業部国際課において、仮訳としてまとめたものです。

リンク

http://erasmusmundus.it/descrizione/bridge-handbook-1.aspx  




共同学位授与における優良事例ガイドライン

正式名称

Guidelines for Good Practice for Awarding Joint Degrees

策定主体

ECA

策定(実施)年

2012年

概略

欧州高等教育アクレディテーション協会(ECA)が主導する、共同教育プログラムの質保証と学位の認証プロジェクト(JOQAR※1)の一環として、共同教育プログラムを提供する大学間で構成するコンソーシアムのために作成したガイドライン。 JOQARプロジェクト内の“認証グループ(Recognition Group)”が策定の中心となった。

本ガイドラインは、コンソーシアムが授与した共同学位記が他の機関で円滑に認証されるように、学位授与の際の注意や推奨点が、5項目(以下の3.1.~3.5.)に分けて記載されている。

このガイドラインは、欧州各国のENIC-NARIC機関※2からの助言を得て作成された。本ガイドラインの内容は、共同教育プログラム修了生の卒業後の進学/就職先の拡大のため、各大学の参考となるものとなっている。

構成:
1. イントロダクション
2. 用語の定義
3. 優良事例のためのガイドライン
3.1. コンソーシアム
3.2. 共同教育プログラム
3.3. 共同学位記
3.4. ディプロマ・サプリメント
3.5. 学位に関するその他の説明資料
4. 共同教育プログラム用語解説
付録:ディプロマ・サプリメントの構成

本ガイドラインの日本語概要はこちら

著者: Axel Aerden & Hanna Reczulska
編集: Inger Bruun, Peder de Thurah Toft, Jenneke Lokhoff, Tatsiana Zahorskaya

※1 JOQAR: Joint programmes: Quality Assurance and Recognition of degrees awarded
※2 ENIC-NARIC(European Network of Information Centres - National Academic Recognition Information Centres):
      海外資格に関する情報提供及び評価事業等を行っている、欧州地域各国のナショナル情報センター

リンク

http://ecahe.eu/home/services/publications/guidelines-for-good-practice-for-awarding-joint-degrees/  







海外資格・学位認証における資格枠組みの使用勧告

正式名称

Recommendation on the Use of Qualifications Frameworks in the Recognition of Foreign Qualifications

策定主体

UNESCO/欧州評議会

策定(実施)年

2013年

概略

2013年6月にリスボン認証条約委員会が採択した、リスボン認証条約の副次的文書。海外の資格や学位を認証※1する際、資格枠組み※2の使用を推進するため策定された。 同様の副次的文書としては、これまで「ジョイント・ディグリーの認証(認定)に関する勧告」(2004年採択)、「国境を越えた教育提供におけるグッド・プラクティス規約」(2007年改訂版採択)がある。

本勧告は、前文、用語の定義、勧告の範囲と留意事項、勧告事項で構成されており、さらに付加文書(Explanatory Memorandum)も存在する。
主要部分の日本語仮訳こちら

付加文書では、過去の欧州高等教育大臣会合における各声明での資格枠組みに関する箇所の抜粋と、リスボン認証条約加盟国で欧州高等教育圏外にある豪州、ニュージーランド、カナダの資格枠組みの簡単な紹介記述がある。

※1 海外資格・学位の認証:ある国で得た学位等の資格が別の国において、有効であるか、あるいはどの学位・資格と同等であるかを審査すること。
※2 資格枠組み:資格・学位を学習の達成レベル(学習量、学習成果、能力など)により分類したもの。

リンク

勧告本文
付加文書





共同学位の公正な認証に関する枠組み

正式名称

Framework for Fair Recognition of Joint Degrees

策定主体

ECA

策定(実施)年

2013年

概略

欧州高等教育アクレディテーション協会(ECA)とENIC-NARIC機関の主導のもと、共同学位に対する公正な認証を促進することを目的として、認証を実践する際の具体的問題点とその対策を示したものが本枠組みである。JOQARプロジェクト内の“認証グループ(Recognition Group)”が策定の中心となった。

リスボン認証条約によって採択された「ジョイント・ディグリーの認証(認定)に関する勧告」では、共同学位の認証を、少なくとも外国学位の認証と同等と扱うように勧めている。しかし、共同学位を認証する際には、膨大な量の情報を扱う必要がある。さらに近年、共同学位の認証に関する問題点が明らかになってきている。

そのため、本枠組みでは、共同教育プログラムや共同学位を認証するにあたって生じうるケースを具体的に明示し、その取扱い方針を、4項目(3.1-3.4が該当)に定めている。

本枠組みは、資格評価者向けに書かれており、共同学位の認証の際に重要になる要素や、起こりうる問題と、その対処方針を示すことで、共同学位の認証の参考となることを意図している。

構成:
1. イントロダクション
2. 前提となる知識
2.1近年の進展
2.2用語の定義
2.3共同学位の普及
3. 共同学位の認証
3.1. 共同学位コンソーシアム
3.2. 共同教育プログラム
3.3. 共同学位の授与
3.4. 共同学位
4. 情報源
5.結びの言葉
付録
1.共同教育プログラムと共同学位の普及
2.共同教育プログラム用語解説
3.参考文献

本ガイドラインの日本語概要はこちら

著者: Axel Aerden & Jenneke Lokhoff
編集: Inger Bruun, Peder de Thurah Toft, Hanna Reczulska, Tatsiana Zahorskaya

※ENIC-NARIC(European Network of Information Centres - National Academic Recognition Information Centres):外国の学位・資格に関する情報提供及び評価事業を行っている、欧州地域各国のナショナル情報センター。

リンク

http://ecahe.eu/home/services/publications/framework-for-fair-recognition-of-joint-degrees/  




EAR HEIマニュアル-欧州資格・学位認証の手引き(高等教育機関向け)

正式名称

The European Recogntion Manual for Higher Education Institutions

策定主体

EAR HEIプロジェクトコンソーシアム(コーディネート機関:Nuffic)

策定(実施)年

2014年

概略

EARプロジェクトにより開発されたEARマニュアルを、高等教育機関向けに書き直したもの。2012年に、欧州委員会から策定のための助成を受けている。

外国の資格・学位の取扱い方の基準やガイドラインを盛り込み、理解しやすく応用の効く内容となっており、高等教育機関が公正な資格・学位の認定を行えることが目指されている。

作成に参加したのはラトビア、フランス、アイルランド、ポーランド、オランダ、リトアニア、デンマークのENIC-NARICセンターと、欧州大学協会、チューニング欧州。 さらに、諮問委員会メンバーとして、リスボン認証条約委員会、欧州大学協会、米国ENIC、ドイツ学長会議、欧州学生ユニオン(当時)、チューニング欧州のメンバーも参画した。

同書の日本語概要はこちらを参照。

各パートの構成:
  パートI:はじめに-認証活動の基本-
  パートII:審査の手順
  パートIII:高等教育機関における資格・学位認定の実務
  パートIV:情報源
  パートV:留意すべき資格・学位
  パートVI:学生交流の際の単位移動(単位互換)


ENIC-NARIC(European Network of Information Centres - National Academic Recognition Information Centres)
外国の資格・学位に関する情報提供及び評価事業を行っている、欧州地域各国のナショナル情報センター

リンク

http://eurorecognition.eu/Manual/EAR%20HEI.pdf  

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