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国際連携・調査事業




共同評価に関するプロジェクト: 国際機能(国際化)の評価
MINT(国際化に関する自己評価オンライン・ツール) (2007年-)
NVAO国際化評価 (2009年-)
IMPI(国際化の評価に関するツールボックス開発プロジェクト) (2009-2012年)
CeQuInt: 国際化に関する欧州サーティフィケートプロジェクト (2012-2015年)
ISAS:国際化戦略アドバイザリーサービス (2012年-)






MINT:国際化に関する自己評価オンライン・ツール(Mapping Internationalisation)

正式名称

Mapping Internationalisation (MINT)

実施主体

Nuffic

実施年

2007年プロジェクト開始、2009年ツール提供開始

概略

MINTは、Mapping Internationalisation(国際化の測量)の略で、大学等の国際化戦略作りとそのプロセスの観察と自己評価のためのオンライン・ツールを開発し提供するプロジェクト。高等教育機関における国際化活動の支援、国際化に関する戦略やベンチマーク策定、機関自身による国際化活動の質の向上に資することを目的としている。

高等教育の国際化支援をミッションのひとつに掲げるNuffic(オランダ高等教育国際協力機構)が大学等との協働のもと、2007年にツール開発に向けたプロジェクトを開始し、2009年よりNufficのウェブサイトから無料で提供されている。ツールの利用者としては、主にオランダの高等教育機関が想定されている。

ウェブ上の質問表(組織・プログラムレベルの2種類有)に回答すると、自己評価書が自動的に作成される。評価の主眼は、組織・プログラムレベルの目標と、実際の国際化に関する活動の現状や結果との関わりに置かれている。

MINTは、高等教育の国際化に関する自己評価オンライン・ツールを開発・提供した先駆けとして、国際的にも注目されている。

〇 MINTの構成

MINTは、①ハンドブック、②質問表(4章構成)、③レポート(自己評価書、運営概要、他機関との比較レポート、ベンチマークレポート)及び④アーカイブスで構成

〇 質問表における質問項目

  • 国際化の目標と方針(国際化や異文化理解に関するスキルの習得、教育研究の質向上、プログラムの継続、社会への還元、評判の向上など)
  • 国際化に関する活動(プログラムの教授言語、単位互換、外国人学生の受入、カリキュラムの国際化、教職員の国際化、国際的な知識共有や共同研究など)
  • 国際化に関するサービス(物理的あるいは教育研究上必要な設備、財政的・社会的基盤)
  • 過去1年の主要データ(異文化理解に関するスキル研修を受けた教職員数、外国人学生の誘致に関わった教職員数、能力開発に関するデータ、国際的に出版された研究論文数など)

MINTに関する以下の資料の原典(英語)はこちらからPDFでご覧になれます。
  • Introduction to MINT(ハンドブック)
  • MINT webtool questionnaire Programme part(プログラムレベル質問表)
  • MINT webtool questionnaire Central part(組織レベル質問表)


リンク

http://www.nuffic.nl/en/expertise/quality-assurance-and-internationalisation/mapping-internationalisation-mint 







NVAO国際化評価

正式名称

Assessment of Internationalisation (Distinctive Quality Feature Internationalisation)

実施主体

NVAO

実施年

2010年の試行評価を経て2011年秋より運用開始

概略

NVAO(オランダ・フランダースアクレディテーション機構)は、周期的なプログラム別アクレディテーションと並行して、大学の希望に応じて機関またはプログラムにおける「優れた質的特徴(distinctive quality feature)」を評価する制度を設けている(選択的評価)。

選択的評価のテーマのひとつとして、オランダ及びフランダース地方の大学の国際化推進に役立てる目的で、国際化評価が構想され、2010年の試行評価を経て、2011年11月に「国際化評価の枠組み(Frameworks for the Assessment of Internationalisation)」を公表した。これにより、機関の希望により、国際化に関する質を評価する制度(プログラム別と機関別の2種類有)の運用が始まった。

国際化評価の骨格となる枠組みには、プログラム別及び機関別国際化評価の構造がそれぞれ示され、基準は以下のとおり。

〇 プログラム別国際化評価の基準

  1. 国際化のビジョン
  2. 学習成果
  3. 教育と学習
  4. 教職員
  5. 学生
各基準に対して、「優れている(excellent)」、「良い(good)」、「基準を満たしている(satisfactory)」、「基準を満たしていない(unsatisfactory)」の4段階判定。総合判定も同じく4段階判定で、「優れている」、「良い」または「基準を満たしている」の場合に、プログラムにおいて国際化に関する「優れた質的特徴」があるという評価が与えられる。

〇 機関別国際化評価の基準
  1. 国際化のビジョン
  2. ポリシー
  3. 実現化
  4. 改善戦略
  5. 組織及び意志決定の構造
各基準に対して、「満たす(meets)」、「満たしていない(does not meet)」、「一部満たす(partially meets)」の3段階判定。総合判定は、positiveあるいはnegativeのいずれかで、基準のうち、いずれかひとつでも「満たしていない(does not meet)」がある場合は、総合判定でnegativeとなる。Positiveの総合判定の場合、機関において国際化に関する「優れた質的特徴」があるという評価が与えられる。

NVAO国際化評価の詳しい内容については、NVAOの評価事業を説明したこちらの資料をご覧ください。

〇 国際化優良事例ウェブサイトGPIP
NVAOは、国際化評価の始動から間もない2012年1月に、プログラム別国際化評価の基準のいずれかにおいて優れたプログラムを紹介するウェブページ”Good Practices in Internationalisation Platform (GPIP)”を開設した。これは、高等教育機関における国際化に関する経験を他の機関と共有し、優れた取組みについて機関が相互に学び合う場(プラットフォーム)となることを目指すものである。

優良事例は、NVAOのプログラム別国際化評価の5つの基準のうち、いずれかに照らして優れていると思うオランダまたはベルギー・フランダース地方の高等教育機関自身が、GPIPウェブページの専用応募フォームから応募する。NVAOの国際化評価を受けていないプログラムでも応募することができる。応募のあった事例は、高等教育国際化の専門家3名による審査を経て掲載される。2014年3月末現在、オランダ及びベルギー・フランダース地方の 11プログラム(うち2プログラムが、NVAO国際化評価を受けたプログラム)が優良事例として紹介されている。

〇 GPIPは、優良事例プログラムについて主に以下の情報を掲載
  • 機関名及びプログラム名
  • プログラムのレベル(学士/修士)
  • プログラムの性格(研究型大学/職業型大学)
  • NVAO国際化評価との関係(受審済み/受審していない)
  • 基準(どの基準において優れているか)
  • NVAO国際化評価を受けた場合、その結果(「優れている」、「良い」、「基準を満たしている」)
  • プログラムの概略
  • 優れた点の説明
  • 教育の質への良い影響で特筆すべき点
  • 国際化に関する課題
  • プログラムにおける学生交流の特徴や機会
  • コンタクト・インフォメーション(応募者の氏名、連絡先等)
  • 関連資料(国際化評価を受けた際の評価報告書や機関が策定した国際化に関する戦略文書等)


リンク

http://nvao.com/internationalisation (NVAO国際化評価)
http://gpip.nvao.net/ (国際化優良事例ウェブページ:GPIP)





IMPI(国際化の評価に関するツールボックス開発プロジェクト)

正式名称

Indicators for Mapping and Profiling Internationalisation (IMPI)

実施主体

欧州委員会

実施年

2009-2012年末

概略

IMPIは、Indicators for Mapping and Profiling Internationalisation(国際化の測量及びプロファイリングのための指標)の略で、国際化の評価指標セットの設定と、自己評価またはベンチマーキングのためのツールボックスの開発を目的とする単発のプロジェクト。欧州委員会の支援を受けて、Nuffic(オランダ高等教育国際協力機構)、Academic Cooperation Association (ACA)、Centre for Higher Education Development (CHE)、CampusFranceをはじめとする欧州の6機関が参加する。

ツールボックスには、①IMPI使い方ガイド(IMPI Toolbox introductory tutorial)、②評価指標(IMPI Toolbox Full List of Indicators)及び③用語集(Glossary)が入っており、大学等が国際化の自己評価やベンチマーキング等を行う際に使う指標の策定の参考としてもらうことをねらいとしている。ツールボックスの中身ははIMPIのウェブサイトから自由に閲覧することができ、日本の大学もツールにアクセスして使うことができる。

〇 評価指標について
500あまりの指標がリスト化されており、ユーザーは、自身の目標に照らして、国際化の自己評価を行う際の指標を選択することができる。指標は、①学生、②教職員、③管理・運営、④財政、⑤カリキュラムと教育サービス、⑥研究、⑦広報・マーケティング、⑧学業関連以外のサービス、キャンパス、留学生サービス、⑨その他、の9カテゴリーに分類されている。なお、利用には、機関別/プログラム別の区分けはない。

〇 IMPIツールボックスの使い方の流れ

  1. ツールボックスのページにログイン
  2. 自身の国際化に関する目的(ゴール)について、以下の5つから近いものをチェックボックス方式で選択
    • 教育の質の向上
    • 研究の質の向上
    • 異文化・グローバルな環境での生活や仕事に適応できる人材の育成
    • 組織の国際的な評判や透明性の向上
    • 地域社会への貢献
  3. 選択した目的に関連する指標群が自動的に抽出されるので、どれか一つを選択
    指標群には、①当該目的と関連して最もよく使われている(most-used)、②過去に使われたことがある(used)、③すべての指標を表示(all)の3つ
  4. 指標一覧が表示され、自身が使いたいものにチェックを入れていく。
    各指標について、目的との関連度が数字で示される。
  5. 選択した指標の一覧がエクセルの表形式で自動的に作成
    表はログインする度に取り出して変更したり、指標を追加することができる。また、ログイン中に、目的を変更したり、使い方ガイドや用語集を見ることができる。

IMPI使い方ガイド、評価指標、用語集は、以下のIMPIウェブサイトの”toolbox”からご覧になれます。


リンク

http://www.impi-project.eu/ 






CeQuInt: 国際化に関する欧州サーティフィケートプロジェクト

正式名称

Certificate for the Quality of Internationalisation (CeQuInt)

実施主体

ECA

実施年

2012-2015年

概略

ECA(欧州高等教育アクレディテーション協会)のメンバー機関を含む欧州11か国の14の質保証関係機関、Academic Cooperation Association: ACA(欧州学術協力協会)及びドイツのDAAD(ドイツ学術交流会)で構成されるコンソーシアムによる、国際化に関する欧州サーティフィケート制度構築にむけたプロジェクト。機関及びプログラムの国際化の質を評価し、欧州における大学国際化に関する取組の推進や情報の透明性の向上、国際化活動の質向上に寄与することを目的としており、EUの生涯学習プログラムの助成を受け、NVAO(オランダ・フランダースアクレディテーション機構)がコーディネート機関となって行われる。

高い評価を得たプログラムまたは機関には、ECAより、国際化の質に関するサーティフィケート(Certificate for Quality in Internationalisation)が発行され、教育の目的、役割、提供における国際化や異文化理解に関する優れた質を証明するものとなる。

本プロジェクトが始まった背景としては、今日、国際化が高等教育の質の指標のひとつとして捉えられるようになってきているなか、欧州レベルの質保証のアプローチで国際化の質を評価している例は少ないこと、現行の各国の質保証制度においては、国際化や異文化理解に関する評価方法が明確ではなかったこと、また、国際化の質の評価に関する欧州レベルで合意された方法論が確立されて いなかったということがある。

プロジェクトは、2012年10月に本格始動し、2015年まで続く予定である。欧州サーティフィケート授与のための評価方法が策定され、その実施可能性を探るための試行評価が、プログラムレベルで8件、機関レベルで4件実施されている最中である。

2013年に、当プロジェクトの実施要項である「国際化の質のアセスメントの枠組み」Frameworks for the Assessment of Quality in Internationalisationと、評価基準である「国際化の質のアセスメントガイド」A Guide to Assessing the Quality of Internationalisationが公表された。(「国際化の質のアセスメントガイド」の日本語概要はこちら。)これら二つの文書は、試行的評価のための暫定的なものであり、2014年末に改訂版の公開が予定されている。

リンク

http://ecahe.eu/home/about/projects/cequint/ 






ISAS:国際化戦略アドバイザリーサービス

正式名称

Internationalization Strategy Advisory Service (ISAS)

実施主体

国際大学協会(IAU)

実施年

2012年-

概略

国際大学協会(IAU: International Association of Universities)が行う、大学の国際化戦略の分析と明確化を通して、世界中からの優良事例に基づいた専門家のアドバイス・最新情報提供・カスタマイズ戦略の提案を行うサービスである。この評価は、大学が提出する自己分析書(Self-Assessment report)を基にし、大学の国際化に関する目標・取組み・方針・実施体制について言及を行う。

≪評価の流れ≫
大学による自己分析・評価(6~9ヶ月目安):自己分析書(Self-Assessment report)作成。

IAUによる専門家チーム構成:世界各地から集めた3名の専門家-うち1名は審査される機関の国とその教育制度に精通した者。
↓ 大学側による専門家チームの承認
訪問調査(2~3日)

報告書作成


全ての工程に8~12ヶ月かかる見込みで、対象大学がある国によって審査料は異なる。評価報告書に公表義務はない。

国際大学協会(IAU):1950年に設立された、ユネスコを母体とする、世界的な高等教育機関の協会。事務局はパリのユネスコハウス。

リンク

http://www.iau-aiu.net/content/internationalization-strategies-advisory-service 



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