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大学評価・学位授与機構評議員会(第27回)議事要旨

1.日 時    平成15年9月26日(金)  15:00〜17:00

2.場 所   如水会館 「松風の間」

3.出席者    井村会長、小出副会長、相澤、秋元、河野、佐々木(正)、柴崎、志村、
       末松、関根、茂木(俊)、四ツ柳の各評議員
              木村機構長、荒船副機構長、福島副機構長、小野学位審査研究部長、
       川口評価研究部長、栗城管理部長、馬場評価事業部長、ほか
       機構関係者

4.会長、副会長の選出について議事に先立ち、第7期の評議員会の発足に伴い、
会長及び副会長職の選出が行われ、会長に井村裕夫委員、副会長に小出忠孝委員
が選出された。

5.前回の議事要旨について
    確定版として配付された。

6.議事
(1)学位授与事業の実施状況について
  事務局から、学位授与事業の実施状況について、報告があった後、意見交換
が行われた。

  (○:委員 ●:事務局)

 ○ 短期大学の数はこれから少し減っていくが、そういう中で学位授与事業に
ついては、今後どのようになると考えているのか。
 ● 短期大学からの申請者は減少するかもしれないが、国立高専の認定は続く
ので、しばらくの間は、まだ、全体としては増加傾向は続くものと思われる。
 ○ 学位の専攻分野の名称で社会科学というものがあるが、これは分野として
あまり聞かないが、どのような学位なのか。社会科学全般ということなのか。
 ● 社会科学のほかに社会学等がある。法学、政治学等の個別の社会科学でな
く、総合的な分野としての社会学全般に関するものを対象としている。
 ○ これは防衛大学校の中にそういう名前の専攻があるのか。
 ● ここでの専攻分野は、大学校に対するものではなく、短大卒業者や大学の
飛び級者などが対象である。
 ● 学位授与機構の専攻分野の名称は、平成3年以前に大学の設置基準で例示
されていたものを基礎に作っており、今でも早稲田大学等で社会科学部という専
攻がある。機構での考え方は、そういう意味で社会学も、経済学も、政治学も、
法学も、別に社会科学の個別科学があるので、社会科学の審査基準としては、そ
れらの総合的なものという位置づけで審査基準をつくり、審査しているところで
ある。
 ○ 今後、短期大学の数は減ってはいくが、短期大学の卒業生で学習意欲のあ
る者もたくさんいるので、今後も学位授与事業は必要となると思う。

(2)平成14年度着手の大学評価の進捗状況について
  事務局から、平成14年度着手の大学評価事業の進捗状況について、報告が
あった後、意見交換が行われた。

  (○:委員 ●:事務局)

 ○ 評価項目の水準の定型表現について、平成13年度から14年度に改善さ
れたということであるが、「相応に」というのは非常にわかりにくいと思われる。
これは、「相応に」というのは「かなり」と置きかえられるということなのか。
 ● 13年度着手の定型表現では、貢献度と改善点を「おおむね貢献している
が、改善の余地もある」というような表現で行っていたが、その後半の改善点を
書こうとしてもあまり改善点が見つからないという問題があった。このことから、
14年度着手の定型表現については、後半の改善点を取り除き、その上で国語の
専門家も含めて検討した結果、今の「十分」、「おおむね」、「相応」、「ある
程度」、「ほとんど」という5段階を区別できる表現となった。
 ○ ここに示された改善点はおおむね結構だと思うが、ほかの問題点として、
時間という問題というものがある。国立大学側は、評価について初めてのことが
多く、一度にたくさんの作業がくると時間の余裕についての要求が当然でてくる。
そこで評価する側が配慮し、作業を単純化をすると評価のマニュアル化という問
題がでてくる。大学側の労を考えれば、作業の単純化を図りながら、なおかつ効
果のある手法を是非考えていただきたい。
 ○ 現在の試行としての評価は、平成15年度で終わることになる。この後は、
一斉に約90の国立大学を評価しないといけないことになり、その間に認証評価
も行うことになるかもしれないということになると、先ほどの意見を十分に考慮
し、大学の負担をミニマムにして、いかに有効な評価を実施するのかということ
が非常に大きな問題であるので、是非とも良い方法を考えていただきたい。
 ● いわゆる試行は、今年度で終りである。来年4月に国立大学が独立行政法
人化すると、6年サイクルで評価が始まるということになるが、その場合に運営
費交付金との関係等を考えると、6年サイクルの5年目に評価を集中して行うこ
とになる。機構のほうのリソースの関係から果たして一時期に全国立大学の評価
ができるのかという問題があるので、かなり評価を単純化する必要がでてくると
考えている。ただ、単純化した場合に世の中との対応の問題が出てくるので、そ
こをどうするかということが一番難しいと思う。要するに国立大学に対する国民
の理解と支援を増すためというのが目的で、そのためにできるだけ多くの情報を
提供していくということになるので、そこのところが非常に重要な要因となって
くるわけで、やはり単純化すれども信頼できる評価、世の中が認めてくれる評価
にする必要があるということで機構としてもその辺りをどのように行うか現在、
模索しているところである。


(3)大学評価・学位授与機構の評価事業の今後の在り方について
事務局から、評価事業の今後の在り方について、説明があった後、意見交換が行
われた。

  (○:委員 ●:事務局)

 ○ 国立大学法人評価で、中期目標・中期計画がどの程度達成されたのかとい
うことについて、毎事業年度の業務の実績を評価するという形になっている。毎
年度の評価については、国立大学評価委員会自体が独自の判断、あるいは基準に
基づいて評価を行うという形になっている。おそらくは、それら積み重ねにより
中期目標の達成状況の評価という形になっていくと思うが、そこで初めて機構の
考え方なり、評価というものが国立大学評価委員会に反映されるという形になっ
てくる。そうすると、毎年度の評価の積み重ねと機構が行う評価との関連という
のはどのようになるのか。
 ● 機構は、法律上、中期目標の達成状況の評価について、国立大学法人評価
委員会からの要請を受けて、教育研究の状況について評価を実施するということ
になっており、各事業年度の業務の実績に関する評価については、一切それに関
与するということは法律上は規定されていない。毎事業年度の評価をどのように
行っていくのかということについては、国立大学法人評価委員会のほうで今後検
討が進められるということであり、その評価に機構が協力するかどうかというこ
とについて、現段階では文部科学省からそのような要請はきていない。
   ただ、どのような形で今後評価されるのかというのは全くの白紙であり、
今後の展開についてはわからないが、機構が、毎年、中期目標の達成状況のピア
レビューを行うということはとてもできないと思われる。今後、どのように関与
していくのかということについては、例えば、各国立大学からいろいろな情報を
いただければ整理・分析・情報提供を行うということはできるのではないかと思
う。
 ○ 毎年度の評価をできるだけ中期目標の最後の評価に生かせられるようなフ
ォーマットにできないかという意見はいろいろ出ているが、これは文部科学省の
国立大学法人評価委員会が決めることなので、それが発足した上で機構と調整し
なければならない問題と思う。
 ○ 国立大学法人評価委員会は、法律で機構の意見を聞き、かつ、それを尊重
するということが中期目標・中期計画の達成状況を評価する上で法令上要求され
ており、そこは、まさにピアレビューの考え方を導入していこうとするわけであ
る。やはり中間目標・中期計画の評価といっても、各年度の積み上げになってく
るということは、ある程度、結果としてやむを得ないものになると思う。そうだ
とすると、毎年度の評価について、ピアレビュー的な考え方、あるいは機構がや
ろうとしている評価の手法なりというものが毎年度の評価に反映されるような、
要請なり、意見表明なりというものを行っていく必要があるのではないか。
 ● 毎事業年度の評価が一体どのようになるのかということを知らされていな
いので、その辺は確かに不安なところである。そういって、89になる国立大学
法人に対して、先行独立行政法人が行っているような毎事業年度の評価を行うこ
とは、絶対不可能だと思うので、その辺りをどう組み合わせていくようなうまい
方法を考えていかなければいけないと思うが、今のところ、我々自身よくわから
ないところが多いというのが現状である。
 ○ この問題は、非常に難しく、しかも、この場だけでは決められない問題で
ある。しかし、あまりにも膨大な評価を大学に対して毎年やるということは、大
学を窒息させてしまうのではないかという気がする。それでなくとも、評価がも
う多過ぎて負担になっている思う。
 ● 各省庁を見ていると、評価のためのセクションをそれぞれ設けていて、そ
こで優秀な人たちが集まって評価のデザインを考えたが、今、現実に行っている
評価は、彼らが予想していた5倍ぐらいの作業量になっている。これは、とても
大学では毎事業年度の評価は、先行法人のような形ではできないと思う。
 ○ 前大臣も国会の答弁でできるだけ負担が少ない方法にするということを話
しており、国立大学法人は、他の独立行政法人と違うので、やはりそうしていか
ないといけないと思う。独立行政法人は、それぞれのミッションがあるので、そ
のミッションがこなされているかどうかという評価だが、教育のほうは少し性格
が違い、そう短時間で評価できないと思う。
 ○ 国立大学89大学の評価だけでもとても大変でそのとおりだと思う。それ
に加えて、今度新しくできる評価組織の表を見ると、大学評価、短大評価、高専
評価等々あるわけで、例えば大学だけを見ると、申込があるかどうかは別として、
大学は国公私立全大学の機関別評価を一応形の上ではやることになっているわけ
だが、実際問題として本機構が私立大学まで引き受けてやれる可能性があるかど
うか、あるいは短大までやれるのかどうか、建前ではこうせざるを得ないと思う
が、実際はどのように考えているのか。
 ● 大学評価を行うための認証評価機関になるためには、国立大学の評価しか
やらないということだと、おそらく認証評価機関にはなれないのではないかと思
うので、門戸は国公私立大学すべてに開くことになると思われる。ただ、物理的
にどのくらいできるかという問題はあり、それは、ほかの評価機関も同じで物理
的な限度のようなものがある。現在、認証評価機関を予定している大学基準協会
や、私立大学協会で準備している評価機関との間で、すべての大学を7年以内に
評価しなければならないこともあり、他の機関とよく協議をしていく必要がある
のではないかと思っているところである。
 ● 国公私立大学の評価を一斉にできるのかと言われると個人的にはかなり難
しいのではないかと思う。ただ、世の中の流れとしては、本機構が相当部分を行
わなければいけないこととなるが、現段階では、できる範囲でやるという回答し
かできないと思う。
 ● 短大の評価については、短大基準協会のほうで評価を行うという予定は聞
いているところではあるが、短大の評価を行う機関は複数あることが望ましいと
いうのが文部科学省の考え方でもある。機構自信も、独立行政法人になり、中期
目標については文部科学大臣が策定して、機構に指示するということになるが、
やはり短期大学の評価も機構で受け皿を設ける必要があるのではないかと現在考
えているところである。
 ○ 大学評価機構が一番スタッフが揃っているので、ここが評価できなければ
どこの評価機関もできないと思う。しかし、どのような形で評価するのか、その
辺はこれからの問題であり、最初は最低基準を満たしているかどうかという評価
にしたらどうかという意見もあったが、やはり大学評価機構としては、ある程度
の判断ができるような段階的評価をしたいということあるので、かなり難しくな
るだろうと思う。
 ○ 中間まとめで書かれている新たな第三者評価の内容と現行の評価との違い
は、先ほどの説明で、例えば、項目を精選するともう少しコンパクトなものにな
るというようなイメージであったが、現行の評価との具体的な違いについてどの
ように変わっていくということを想定しているのか、少し補足してほしい。
 ● 現在行っている評価は、全学テーマ別評価、分野別評価ということで学部、
研究科ごとに評価している。新たな第三者評価の場合は、機関別評価ということ
で、大学全体の総合的な状況、管理運営等を含めた状況を評価するという点が主
な違いである。
   中間まとめでは、新たな第三者評価の場合、法律上、評価基準に従って評
価をするということになっており、現行の評価は、評価基準という明確なもの、
評価の観点例等を示して、各大学で観点例を参考に観点を立て、なおかつ機構と
しても必要な観点を立てていくということで評価しているが、新たな第三者評価
の場合は、まず、評価基準を立て、その評価基準を満たしているかということで
評価をすることになるので、大学全体として評価基準を満たしているかという評
価をし、それによって質の保証という機能を果していくということになる。現行
の評価では、そのような評価基準を満たしているかというような評価を行ってい
ないので、ここの部分はかなり大きな違いということになる。
 ○ 複数の評価機関ができるが、すべての国公私立大学が複数の評価機関の評
価を受けるというのではないと思う。機構については、国立大学の場合、特別の
責任があると言えるが、私立大学の場合は、その複数の中から選ぶということな
るのか。そうすると、異なる認証機関から受けた評価の相互の位置づけや格付と
いうのはどのようになるのか。また、短大や高専などは、それぞれのカテゴリー
の中で、比較するということは特に考えてないかもしれないが、評価を行う場合、
やはりそのカテゴリーの中での評価、相互との比較というものも必要であると思
われるが如何か。
 ● 国立大学を含め各大学は、文部科学大臣から認証を受けた評価機関の評価
を7年に1回受けなければならない。ただ、どこの評価機関の評価を受けても良
いことになっているので、複数の機関の評価を受けても良いが、どれか一つ評価
機関の評価を受ければ良いのではないかと思う。
   高専、短大については、別の認証評価機関としての認証を受けることにな
るので、高専を評価するための認証評価機関、短大を評価するための認証評価機
関と、別々に認証を受けるということになる。高専を評価するための認証評価機
関というのは、本機構が唯一の認証評価機関ということになると思われる。短大
については、本機構が認証評価機関になれば、本機構と短大基準協会の2つの認
証評価機関ができるということになるのではないか思われる。
 ○ 評価方法が、現行の相対値を評価しているだけではなく、ある水準をもっ
て評価するという考え方になったときに、一体その水準をどのように設定するか。
これは、大学も高専もあらゆる領域全部同じだと思うが、JABEEの領域の審
査では、水準はあるといいながら、文章とか、何らかの形で水準をあらわすとい
うのは極めて難しいので、実態においてある経験的な水準が自然に定まってくる
というやり方をとっている。機構の場合は、その水準設定に関してどのように考
えているのか。
 ● 水準の設定とは、この中間まとめで、未定稿ではあるが、定性的なものと
しての評価基準の具体的なイメージということでこのようにまとめてある。大学
評価基準例がその評価基準であり、このような定性的な基準を作成していくこと
になると思うが、これは、今後、大学評価準備委員会、高専については高専評価
準備委員会で具体的な基準を作成していくことになる。中間まとめではこの基準
を解釈する解釈指針というようなものを作成しており、その中で、例えば定量的
な基準なども考えられるというふうにしているが、その辺のことも含めて、今後
具体的に評価基準を作成していく中で、どのような水準を考えていくのかという
ことも決定していくのではないかと思う。
 ○ 今まで機構としてかなり評価を行ってきたわけですが、その場合に、研究
というのは比較的評価の仕方によってはわかりやすいと思われるが、教育の改善
ということに対しては非常に難しいと思われるが、その辺の水準や基準などとい
うことの関係はどのようにするのか。
 ● 確かに研究水準の評価についてもいろいろ問題はあるが、研究水準の評価
は比較的簡単にできると思われる。ところが、文系の評価となるとこうはいかず、
非常に苦労しているところである。
   教育の評価は、非常に難しいということは当初より予想していたが、この
評価方法は、大学が作成したミッションステートメントをもとにして、それが満
たされているかどうかという立場で行ったので、それほど当初混乱すると予想し
たほどには混乱しなかった。なかには、京都大学の医学部の教育評価のように根
拠の資料が出てこないということで評価が悪くなったということがあったが、こ
れは、ミッションステートメントに対して、それができているというふうに自己
評価されている場合には、それをサポートする資料が要るという形式をとってい
るためであり、多少混乱はあったが、この評価の結果というものを率直に受け取
ってもらえたのではないかと思う。京都大学の医学部もこの評価結果を受けて早
速評価検討体制を整えたというふうに聞いていおり、それだけでも機構の評価の
パイロット段階の事業というのは効果があったのではないかと思うところである。
 ○ 大学自身が柱を立てておくので、その周りにどのような肉づけができたか
という評価をするというのは、非常にうまい評価方法であると思われる。
 ● この方法でないと、教育評価を研究的な視点では評価できないと思う。
 ○ 絶対的なものはできないので、どういう手法を行うかということを大学に
提示させるということは、上手い評価方法だと思う。
 ○ 教育評価については、各々の大学の目標も違うし、入学してくる学生も違
うので、同じ基準で評価できない。研究については、国際的な競争なので、その
レベルで評価を行わないといけないが、教育のほうは、大学がある目標を立てて、
それに合っているかということで評価をしていくいうことになると思われる。
 ○ 自己評価やサポートする資料は、それはどのくらいの量を書かなければい
けないかということと関係するので、簡潔に書ける何か手法をぜひ考えていただ
きたい。
 ● これは、ヨーロッパの評価先進国でも、自己評価書をどのように書くかと
いうことが、評価を決めるということを盛んに話されており、先日行われた経産
省主催の大学評価に関するシンポジウムで、ヨーロッパの学長達も、やはり自己
評価書をいかにきちんと書くかで評価が決まり、そのために膨大な時間を費やし
てきたということを話されていた。
 ○ 13年度着手大学評価に関する意見の中で、字数制限を無くしてほしいと
いう話があり、これを無くすとボリュームが多くなり評価するのが大変になるの
で、大体この程度という基準はあるほうが良いのではないか。
 ● 総量については、決まっており、その総量の中で項目ごとの字数制限につ
いて緩和したということである。
 ● 評価機関はたくさんできると、どこの認証評価機関で受けたものが信頼が
高くなるかという問題は必ず起きてくると思う。
 ○ やはり評価機関の間の競争も起こってくる可能性があるが、ある意味、そ
れはそれで良いと思われる。
   まだいろいろ意見があろうかと思うが、文部科学省の評価委員会ができな
いと、細部はわからないところである。それから、今後それぞれの大学の、いわ
ゆる認証評価、それから、国立大学評価、短大、高専と法科大学院のそれぞれに
ついての専門の委員会を立ち上げることになるので、その委員会の中で、できる
だけ本日の意見を反映できるようにしていただくということにしたいと思う。

(4)大学評価・学位授与機構の法人化について
  事務局から、独立行政法人大学評価・学位授与機構法の概要について、説明
があった。

(5)日英高等教育プログラム公開セミナーについて
事務局から、日英高等教育プログラム公開セミナーについて、報告があった。

  (○:委員 ●:事務局)

 ○ このプロジェクトについては、後で報告書等を出される予定はあるのか。
 ● 英国側4機関と日本側5機関で高等教育に関する協力協定を結んだ。幹事
機関は、英国はHEFCE(イングランド高等教育財政カウンシル)と、日本側
は大学評価・学位授与機構がなり、それで、エージェンシー先輩国である英国か
ら学ぶということで、それぞれの大学でペアをつくり、東京大学、東京工業大学
など、英国の大学を訪問して、かなり長い間いろんな議論をして、レポートをま
とめているところである。その結果を報告書にし公表したいと思う。
 ○ このようなマネジメントは、これから国公立大学にとっても重要な問題に
なると思う。だから、イギリスの状況を参考にして、新しい大学のマネジメント
のあり方をつくっていかないといけないので、非常にタイムリーなプログラムだ
ろうと思う。

7.次回の評議員会は、機構の事業の進捗状況を見て開催することとし、日程に
ついては、後日事務局より連絡することとされた。

                                                                       以  上

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