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          大学評価・学位授与機構運営委員会(第41回)議事要旨

1.日 時  平成14年3月1日(金) 15:00〜16:20

2.場 所  学術総合センター 12階 1201会議室

3.出席者  齋藤会長、阿部副会長、浅井、麻生、石川、磯部、井下、岡田、
       小野、島田、田中、楢崎、前田、觀山、山野井の各委員
       木村機構長、荒船副機構長、齊藤副機構長、井上管理部長、
       山本評価事業部長、ほか機構関係者

4.機構教官の異動の紹介について
  機構長から、前回の運営委員会(平成13年12月10日開催)以降、異
 動のあった教官について紹介があった。

5.前回議事要旨について
  確定版として配付された。

6.議事
(1)機構長候補者の推薦について
   会長から、平成14年3月31日をもって木村孟(現)機構長の任期が満
  了となるため、後任候補者について審議願いたい旨の発言があり、引き続
  き事務局から機構長の任期及び選考手続きについて説明があった。
   次いで会長から、1月18日に開催された当機構評議員会において、次
  期機構長候補者の推薦について審議が行われ、満場一致で、次期機構長候
  補者として現機構長を推薦することとし、運営委員会の意見を聴すること
  とされた旨の報告があり、審議の結果、運営委員会としては異存がない旨、
  評議員会会長に報告することとされた。

(2)評価研究部専任教員の選考について
   評価研究部専任教員1名の選考について、機構長及び阿部教員選考委員
  会委員長から、選考経過及び選考結果について説明があった後、審議が行
  われ、原案どおり承認された。

(3)学位審査研究部長の選考について
   齋藤会長から、現在、自分は学位審査研究部教授であり、同時に学位審
  査研究部長を併任しているが、本年3月末をもって定年退職となることか
  ら、後任の学位審査研究部長の選考について審議願いたい旨の発言があり、
  引き続き事務局から学位審査研究部長の選考及び任命等について説明があ
  った。
   次いで機構長から、運営委員でもある当機構の小野嘉夫教授に学位審査
  研究部長に就任願いたい旨の意向が示され、審議の結果、平成14年4月
  1日から2年間の任期で小野教授が学位審査研究部長に就任することにつ
  いて、承認された。

(4)客員教授及び客員助教授の選考について
   平成14年度客員教官の選考について審議が行われ、客員教授3名、客
  員助教授1名について、承認された。

(5)学位審査会審査委員及び専門委員の選考について
   平成14年度の学位審査会審査委員19名及び専門委員310名を任命
  することについて審議が行われ、原案どおり承認された。

(6)大学評価事業の実施状況
  ア.平成12年度・平成13年度着手の大学評価の進捗状況について
    事務局から、大学評価事業の実施状況等について報告があった後、次
   のような意見交換が行われた。

  (○:委員 ●:事務局)

   ○ 例えば、教育評価や研究評価において自分たちが非常に力を入れた
    部分があまり評価されていなかったり、それほど力を入れていない部
    分が評価されたりしているような話をいくつかの機関から聞く。大学
    と機構との間にすれ違いのようなものがあるようなので、通り一遍の
    対応をするのではなく、各機関のそれぞれの意見をくみとってほしい
    と思う。

   ● 確かに、そのような意見は多い。実際に各機関を担当して評価を行
    う評価員はピアということであり、その考え方や見方に支配される傾
    向もある。
     各機関の目的・目標からさらに踏み込んだような場合や、逆にもっ
    と踏み込んでほしいのにそうでなかったような場合もあるようである。
     ただ、機構が行う評価はピア・レビューであることから、機構サイ
    ドから評価員に対して、このようにお願いしたいとは言えない部分も
    ある。評価員のパーソナリティに関わる部分が大きいことについては、
    もっと経験を積む必要があるのではないかと思うが、なるべくばらつ
    きがないような評価のシステムにしていく必要はあると思う。

   ○ 今回の分野別評価においては、ほとんどの機関が異議申し立てをし
    ていると認識しているが、各方面の意見を聞くと、事実誤認や評価員
    が目的・目標に沿って評価すべきところを、少し立ち入ってしまった
    ことによる誤解などがあるようである。
     評価員が自分の物差しで主観的な評価をしてしまうと、それが後々、
    機構に対する不信感が生まれる原因になると思うので、そのような危
    険性を排除するためにも、評価員に対する研修を徹底する必要がある
    と思う。

   ● まだパイロットの段階とはいえ、機構が行う評価は、膨大な作業量
    になっており、評価員の研修が必ずしも十分ではなかったことは否め
    ない。
     ただ、機構の評価に対する外部からのプレッシャーが非常に強く、
    大学側の事情のみで動くわけにはいかないということは御理解いただ
    きたい。
     なるべくばらつきのない評価システムを構築するためには、評価に
    当たって、事実誤認や立ち入りすぎということがないよう、評価員に
    お願いすることが肝要と思う。
     そういう意味では、評価結果公表の際にオーバービューを出す予定
    であり、各専門委員会で出された問題点を指摘することとしている。
    また、評価員に対しアンケートを実施し、問題点を整理することによ
    って、今後の評価事業に役立てていきたいと考えている。

(7)学位授与事業の実施状況等
  ア.学位授与事業の実施状況について
    事務局から、学位授与事業の実施状況について報告があった。

  イ.学位授与事業に関する自己点検・評価の外部検証について
    会長から、学位授与事業に関する自己点検・評価については、外部の
   有識者で構成する外部検証委員会を設置し、昨年12月に検証を受け、
   この度、その評価結果が機構長に報告された旨の発言があった。
    引き続き事務局から、その内容について報告があった後、次のような
   意見交換が行われた。

  (○:委員 ●:事務局)

   ○ 外部検証評価書の中には、短大・高専卒業者の学士の学位取得者に
    ついての数値目標のようなことについての記述もみられるが、このこ
    とについては、どのように考えればよいか。

   ● 申請者数は増加しているが、専攻科経由以外の者は少なく、この部
    分が増えれば機構の社会的な存在意義は更に大きくなるものと思う。
     このことは、機構の授与する学士の学位の社会的認知度を高めるこ
    とにかかってくるのではないかと思う。

(8)平成14年度機構関係予算案について
   事務局から、平成14年度機構関係予算案について報告があった後、次
  のような意見交換が行われた。

  (○:委員 ●:事務局)

   ○ 大学評価事業に関し、毎年度の国立大学等のレビューの実施につい
    ては、どうなるのか。

   ● レビューについては、当初は、調査的なものの実施が想定されたが、
    その後、このレビュー自体が国立大学の独立行政法人化に関連した課
    題になってきたという経緯がある。昨年9月に出された中間報告「新
    しい『国立大学法人』像について」の中では、法人化後の国立大学の
    毎年度の評価は、文部科学省に設置される国立大学評価委員会で実施
    することとされており、この点に関しては、機構の評価を活用すると
    いうような方向性にはなっていないところである。
     そのようなこともあり、本年度中は、国立大学の法人化についての
    検討の動向を見る必要があることから、レビューについて特段の取り
    組みができない状況にあった。
     また、平成14年度については、国立大学法人についての最終的な
    全体のシステムがどのような姿になるのかを勘案しながら、レビュー
    実施の取扱いを検討していきたいと考えている。

7.次回の運営委員会は、来月中旬から下旬に開催することを予定しており、
 日程については、後日事務局より連絡することとされた。

8.その他
  機構長から、平成14年4月1日付けで異動予定の機構職員について報告
 があり、引き続き、本年3月末をもって機構を定年退職となる齋藤学位審査
 研究部長(現運営委員会会長)から挨拶があった。


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