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    大学評価・学位授与機構運営委員会(第47回)議事要旨

1.日 時    平成15年5月28日(水) 15:00〜17:00

2.場 所    学術総合センター  11階  1113・1114会議室

3.出席者    小野会長、阿部副会長、浅井、麻生、有本、岡田、神谷、
       川口、舘、田中、楢崎、前田、觀山、山野井、山本の各
       運営委員
              木村機構長、荒船副機構長、福島副機構長、栗城管理部長、
              馬場評価事業部長、ほか機構関係者

4.機構教職員の異動の紹介について
  機構長及び事務局から、前回開催の運営委員会(平成15年3月4日)以降、
 異動のあった機構の教職員について紹介があった。

5.前回の議事要旨について
  確定版として配付された。

6.議事
(1)評価研究部専任教員の選考について
   評価研究部専任教員1名の選考と専任教員1名の昇任人事について、機
  構長及び阿部教員選考委員会委員長から、選考経過及び選考結果について
  説明があった後、審議が行われ、原案どおり承認された。
   
(2)評価研究部客員教授の選考について
   平成15年度評価研究部客員教授の選考について、審議が行われ、客員
  教授1名について、原案どおり承認された。

(3)平成14年度着手の大学評価委員会専門委員及び評価員の選考について
   平成14年度着手の大学評価委員会専門委員及び評価員の選考について
  審議が行われ、原案どおり承認された。
   
(4)学位審査会専門委員の選考及び臨時専門委員の任命について
   平成15年度の学位審査会専門委員の選考について審議が行われ、原案
  どおり承認された。
   続いて、会長から学位審査会臨時専門委員83名を任命または任命予定
  である旨の報告があった。
   
(5)平成15年度機構事業実施計画(案)について
   事務局から、平成15年度機構事業実施計画(案)について説明があり、
  一部修正し、了承された。

(6)学位授与事業関係
   事務局から、学位授与事業の実施状況について報告があった後、次のよ
  うな意見交換が行われた。

  (○:委員 ●:事務局)

  ○ 年々、学位授与の申請者が増えており、それに伴い、仕事の量も増加
   していると思うが、現在の個人審査を組織認定というやり方にはできな
   いのか。例えば、教職課程の課程認定のように、組織を認定すれば、学
   位が取得できるというようにできれば、学位審査が効率よくできると思
   う。
  ○ この学位授与制度は、課程の修了者が個人として機構に申請してくる
   という仕組みになっており、特に何を審査するかというときに修士論文
   等をもって審査することになっているので、組織を認定するというよう
   に仕組みを変えることは難しい。
  ● 学位の申請自体を個人で行うことになっており、個人に資格を与える
   際に申請者がどういう課程を修了し、どのような学習を行ってきたかを
   個々に審査するものである。
  ○ ダブルデグリーといった問題はあるのか。
  ○ 学士の学位の方では、違う分野に申請するというのがかなり出てきて
   いるが、特に問題となるようなことはおきていない。例えば、放送大学
   で教養を持っている人が、機構の専門分野に申請するというケースもあ
   る。

(7)大学評価事業関係
   大学評価事業の実施状況について
      事務局から、平成13年度着手の大学評価の評価結果及び対象機関等か
  らの意見について、報告があった後、次のような意見交換が行われた。

  (○:委員 ●:事務局)

  ○ 意見の申立てをしたが、ほとんど理解いただけない状態であったとい
   う意見があるが、どのようなことか。
    また、機構が例示した「評価の観点」を絶対視しすぎると、大学の特
   色が無くなってしまうのではないか。
  ● 「意見の申立てについて」は、大学の意見の申立てに対して機構から
   きちんとした回答があり機構側の対応を評価したいというものと、意見
   の申立てをしたがとりあげてもらえずほとんど理解してもらえなかった
   というものがあった。これは、機構が例示した「評価の観点」について
   対象機関との間で見解の相違があったようで、なるべく機構の考えをわ
   かりやすく伝えるような形で実施していきたいと考えている。
  ○ 「評価の観点」については、一部の大学にそういう印象を受けていた
   ようである。自己評価は、項目ごとに行い、大学が主体性をもって評価
   の出来る観点を立てることになっている。しかし、大学の方で観点を立
   てていないところがあり、そのままでは、機構も評価が出来ないので、
   要項等に示した例を使わざるを得ないということがあった。大学は主体
   性を持って独自の観点をもっと立ててもらえれば、機構としてもその観
   点で評価を行うことになっている。
  ○ 早急にメタ評価を実施して、大学評価の検証と改善を図ってほしいと
   いう意見があるが、メタ評価を実施する予定はあるのか。
  ● 機構の事業を外部から評価していただくということを行わなければな
   らないと考えているが、16年4月から機構は独立行政法人になるので、
   独立行政法人評価委員会が機構の評価事業の評価を行うことになると思
   う。
  ○ 教養教育の評価結果を他の分野の評価結果と比べると格差がかなりあ
   るので何らかの調整を行う必要があるのではないか。
    新聞報道やマスコミの関心は、ランキング的なところにあるが、機構
   が行っている評価は絶対評価であるということをしっかりと時間をかけ
   て説明しなければ、なかなか、マスコミ等に理解してもらえないのでは
   ないか。
    メタ評価については、事業を評価する側面と組織を評価する側面と内
   容を直接評価するという側面があると思う。また、評価者レベルのメタ
   評価もある。少し分析的にメタ評価を行う必要があるのではないか。
  ○ 評価結果に関する新聞報道を見ると全体を全く理解しておらず、機構
   の発表の仕方に工夫が必要なのではないか。国民が求めているのは、こ
   の大学は優れているとか、この辺が問題であるということを相対的に知
   りたいということであり大学が行った自己評価を相対的に評価しないと
   国民には分りにくいものになっている。
    機構の事業実施計画としてデータベースを構築するという計画がある
   が、このことは極めて重要である。特に大学等の相互利用や国民の利用
   も念頭に置いてシステムの構築をしていただきたい。
  ○ 絶対評価から相対評価への研究をやっていかないといけないのではな
   いか。相対評価が必ずしも悪いということでもないのではないか。
  ○ 今後の評価事業の在り方として機構がこれまで行ってきた評価とこれ
   から行おうとしている新しい認証評価をどうやって合理的に進めるかと
   いうことは重要である。
  ● 認証評価の評価基準の中に目的・目標の要素を入れていくと、両者が
   近づいてくると思う。「大学評価事業の今後の在り方検討会議」では、ど
   うやれば簡素化、共通化ができるかについても議論しているところであ
   る。
  ○ 大学評価委員会の評価員の推薦については、経済団体からの推薦が少
   ないと思われる。経済団体からの推薦が難しいのであれば、大学の方か
   らも、経済関係者を推薦出来るようなシステムにすればよいのではない
   か。
  ● どうしても機構の評価というものが、目的・目標にそった評価という
   枠をはめられているもので、その枠をある意味でとらないと限界がある。
   やはり現在の評価というものはある程度やむを得ないのではないか。た
   だ、どうしても世の中は、そういうものではなくて、どこがどういう特
   徴があるのかというのを一目瞭然でわからないと、評価というのが役に
   立たないという言い方もあり、そういう点でなかなか機構の評価がそう
   いうふうに使えないということで、機構の評価でやってきた視点、また
   どういう評価がいちばん望まれるのか、大学にとってどう効果的である
   かを更に考えていきたいと思う。

7.次回の運営委員会は、機構の事業の進捗状況を見て開催することとし、日
  程については、後日事務局より連絡することとされた。
                                以 上
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