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大学評価・学位授与機構運営委員会(第49回)議事要旨

1.日 時    平成15年9月19日(金) 10:00〜12:00

2.場 所    如水会館 オリオンルーム

3.出席者    小野会長、神谷、川口、北原、島田、舘、田中、鶴見、中島、 
              前田、觀山、安原、山野井、山本、米山の各運営委員
              木村機構長、荒船副機構長、福島副機構長、栗城管理部長、
              馬場評価事業部長、ほか機構関係者

4.機構長挨拶
  機構長から、第49回運営委員会を開催するにあたり、挨拶があった。

5.運営委員の異動の紹介について
  事務局から、第7期目の運営委員について紹介があった。

6.機構教職員の異動の紹介について
  事務局から、前回開催の運営委員会(平成15年7月15日)以降、異動のあっ
た機構の教員について紹介があった。

7.会長、副会長の選出について
  議事に先立ち、第7期の運営委員会の発足に伴い、会長及び副会長職の選出
が行われ、会長に小野嘉夫委員、副会長に阿部美哉委員が選出された。

8.前回の議事要旨について
確定版として配付された。

9.議事
(1)大学評価委員会専門委員及び評価員の選考について
 平成14年度着手の大学評価委員会専門委員及び評価員の追加補充について審
議が行われ、原案どおり承認された。
   
(2)学位審査会臨時専門委員の任命について
   会長から学位審査会臨時専門委員3名を任命した旨の報告があった。
   
(3)学位授与事業の実施状況について
   事務局から、学位授与事業の実施状況について、報告があった。
      
(4)平成14年度着手の大学評価の進捗状況について
   事務局から、平成14年度着手の大学評価事業の進捗状況について、報告
があった後、次のような意見交換が行われた。

(○:委員 ●:事務局)

 ○ 評価者への研修を行うことは、重要なことだと思う。具体的にはどのよう
な内容の研修を行っているのか。
 ● 今年度の研修は、評価者全員に出席していただき、昨年よりも回数を増や
し、約半日をかけて実施したところである。内容は、これまでに使ってきた評価
マニュアルの「自己評価実施要項」及び「評価実施手引書」に加えて、新たに過
去2年間の事例集を作り、より具体的な内容を盛り込んだ研修を実施したところ
である。

(5)大学評価・学位授与機構の評価事業の今後の在り方について
  事務局から、大学評価・学位授与機構の評価事業の今後の在り方について、
報告があった後、次のような意見交換が行われた。

(○:委員 ●:事務局)

 ○ 評価事業の今後の在り方について(中間まとめ)に新たな第三者評価制度
の下での機構の評価とあるが、我が国の大学の教育研究等の質について保証する
ことが新たに加わったことが大きな変更点だということが理解できる。これまで
の機構の評価は、各大学が掲げる目的・目標に即した教育が達成されているかと
いう意味の相対的な評価が主であったが、大学の教育研究等の質の保証について
評価を行うということに変わると、評価者自体が物差しを持って絶対的に評価す
ることが求められると思うが、そのことに対する対応についてはどのように議論
されているか。また、工学に関する評価としてはJABEE(日本技術者教育認
定機構)が、質の評価を行っており、非常に似てくると思うが、JABEEとの
違いについてはどのような検討が行われているのか。
 ● 新たな第三者評価については、評価の国際的な通用力の確保ということで、
大学それぞれの評価基準に基づき、それを満たしているかということを機関全体
として評価していくことになる。絶対的な評価基準を作っていくかということに
ついては、これまで機構が行ってきた目的・目標に即した評価を活かす形で作っ
ていくということを今後考えていく必要があると中間まとめで提言されていると
ころであり、ある程度絶対的に評価するものと、目的・目標に照らして相対的に
評価するものとが混在するような形の評価基準を作成していくことになると思わ
れる。
   JABEEとの違いに関しては、JABBEの基準は個々の教育プログラ
ムごとの評価を行うということであり、機構がこれから行おうとしている機関別
評価は、機関の全体的な状況を評価していくということであることから、JAB
EEの基準と機構の基準とは若干違ってくると思う。その辺の関係をどのような
形で具体的な評価方法として整理していくかということが今後の検討課題である。
 ○ JABEEは、教育プログラムの内容が実際にどのように行われているか
ということについて評価を行っているが、機構がこれから行う機関別評価は、教
育環境の整備、FDや事業報告がどう行われているかなどという枠組みのような
ものと考えて良いのか。ただ、教育の質まで評価を行うことになると、教育の内
容まで踏み込んだ評価を行わざるを得なくなるのではないか。
 ● 新たな第三者評価の場合は、教育研究の全体的な状況ということで、管理
運営も含めて評価していくということになる。その中には、教育内容や大学全体
としての教育課程の内容も評価基準として含まれてくることになると思われる。
 ○ これまでの機構の評価は、大学の目的・目標に即した評価で、非常に適切
な評価であると思うが、大学の目的・目標が社会からの大学に対する期待と遊離
しないように何らかの形で配慮するということも重要な検討課題であると思う。
 ○ 法科大学院を対象とした分野別の認証評価を行うことも予定しているよう
であるが、今後、法科大学院以外の専門職大学院というものが出てくるとすると、
そのような分野の分野別認証評価についても機構が行うことになるのか。
 ● 機構において、法科大学院の認証評価については、長い時間をかけて準備
しているという背景もあり、評価を行うことは出来るが、今後、機構が独立行政
法人になり自由度は増すとはいえ、突然他の専門分野の大学院の評価を行って欲
しいと言われても、すぐに対応するということは非常に難しいと考えている。
 ○ 機構のほかにも同じような認証評価機関はできるのか。
 ● 国立大学法人評価については、当機構だけが担当する機関ということにな
るかと思う。大学の認証評価機関については、予想されているところでは、大学
基準協会と私立大学協会が現在準備をしている評価機関と本機構の3つの機関に
なるのではないかと思われる。そのほかにシンクタンク等でも名乗りを上げたい
というところもあると聞いている。
   高専の認証評価機関については、当機構のみになり、短大の認証評価機関
については、短大基準協会と当機構の2機関、法科大学院の認証評価機関につい
ては、ルールとしては複数できても良いことになっているが、準備状況からする
と、当面当機構だけではないか。ただ、日弁連等でも実施したいという意思を持
っているようなので、将来はいくつかの認証評価機関が出てくる可能性があるの
ではないか。
 ○ 高等専門学校の認証評価の平成16年度以降のスケジュールを見ると、1
6年度に試行的評価を行い、17年度から評価の実施となっているが、このよう
なスケジュールだと試行期間中に同時進行で評価実施要項等を作成することにな
り、試行の結果が活かされないのではないかと思うが如何か。
 ● 現段階では16年度以降の詳細なスケジュールは決まっていないが、当然、
試行を行うので、その状況を踏まえて、評価基準や評価の実施方法を変更し最終
的に実施要項等を決定していくことになると思う。ただ、文部科学省への認証評
価機関の申請時期がいつになるかにもよるが、申請後においても、試行の実施状
況に応じて、評価基準や評価方法の内容に反映させていくことになると思う。

(6)大学情報に関する公開シンポジウムについて
     事務局から、大学情報に関する公開シンポジウムについて、報告があった。

(7)日英高等教育プログラム公開セミナーについて
 事務局から、日英高等教育プログラム公開セミナーについて、報告があった。
  
10.次回の運営委員会は、機構の事業の進捗状況を見て開催することとし、日
程については、後日事務局より連絡することとされた。

                                                            以 上
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